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執筆者の写真反田孝之

遅れを取り戻すには

暑い。4月というのに何なのだ。夜温も高いし、雨が多いし(最近は少ないが)、少なくともここ20年でこんな年はなかった。これから夏までどんな天気になるのか・・。


ここ最近ずっと更新していなかった。ドタバタしながらひたすら作業を進めている。苗代は予定通り一昨日までで完成させた。



昨日からのメインは転作田の耕うん。急ぐこととしては田んぼの不陸直し、ゴボウの雑草管理、圃場周りの草刈りなど。そうだ、冬の間にほとんどできていない乾燥調製施設の掃除があった。


ということで、今年の連休はずっとやらざるを得ない。昨年の10月騒動のしわ寄せなのだ。遅れを取り戻すことの大変さというのは、観念的な人にはピンとこないだろうが、具体的に計算するとよくわかる。私の試算では昨秋に確か6日間の遅れが出た。この6日間、つまりおよそ50時間を取り戻すとすると、毎日1時間多く働いても50日、2時間多く働いても25日かかるということ。現実に歳も取ったし、毎日1~2時間多くやるというのは無理。それでやむなく休日を減らすという手段に出るしかないわけだ。しかし連ちゃんにも当然限界がある。


あとは作業を端折るしかない。しかし端折れる作業は限られているし、何とか端折っても、あとが面倒になる可能性が大。


人に頼むのもナンセンス。頼めるような簡単な作業がないし、頼める作業はすでに頼んでいる。


八方ふさがりの中、一つ解決の可能性がある。それは天気。都合のよい時に晴れて、都合の良い時に雨が降れば、必然とロスが減って、おのずと遅れは取り戻される。つまり神頼み、これしかない。

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