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執筆者の写真反田孝之

いつまで「PCR検査ごっこ」を続けるのか

わが島根県でコロナの「PCR検査陽性者」が過去最高レベルで増えているということで騒ぎになっている。参院選が終わればさすがにコロナ騒ぎはおわる(5類へ変更)だろうと踏んでいるのだが、これを見ていてどうも怪しい気がしてきた。知事はわざと意図があって騒いでいるんじゃなくて、もしかして本当に勘違いしているのかもしれない。でもそんなことがあるだろうか。不思議でならない。


コロナ騒ぎを終わらせる根本的解決法は、このPCR検査をやめること、もしくは検査の感度を弱くするということである。「PCR検査陽性」と「この病気のやばさ」とは全くと言っていいほどリンクしないからである。そもそもこの検査自体が感染症の検査に用いてはならないものであるということはどこまで知られているのだろうか(どうせマスゴミは報じてないだろうし)。


以前我が家では、長男のクラスでコロナが出たからPCR検査を受けるようにと学校から夜遅くに電話があった時に、

「受けさせるつもりはありません。」

「あ、そうですか。任意ですからね。」

と会話があっさり終わったことがある。もうわかっている人は分かっているんだが、いつまでもマスゴミを信じて勘違いしてビビっている人が多いから、言われるままに検査を受ける人が後を絶たなくて騒ぎが終わらない。だからこそ政治の出番のはずなのに、高齢者からの人気(「支持率」という)が・・ということで高齢者感情に忖度して治めようとしない。


このたび圧勝するらしい自民党の岸田は、この国がどんなに貧乏になろうと、少子化が進んで立ち行かなくなろうと、鬱の若者が増えようと知ったことじゃない、高齢者からの人気があればそれでいいという過去にないすっ飛んだ党首である。こんな時くらい、初動時に高評価判断をした県知事に期待したくなるのに、この1年くらいはからっきしダメで、むしろ島根を潰すために送り込まれてきたのかと思いたくなるほどだ。


知事は意図して騒いでいるならやり過ぎ。もしかして勘違いしているのなら、どうでもいいPCR検査陽性者数を減らすというコロナゲームのために、経済も交通も暮らしも希望も殺す気かと問いたい。

いくらマスゴミが抵抗しようとも、参院選が終わればコロナも終わる、とさすがに思ってきただけに、ちょっと不安でならなくなってきた。

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