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執筆者の写真反田孝之

今年はトンネルの管理が楽

今時のゴボウの様子。といっても4~5日前。


(自然栽培で9年が経過した圃場の標準的なところ)

(生育の早いところ。何かまだある気がする。)



(砂気が多いので肥料を散布している圃場。肥料の効果はビニールを剝いでから出てくる。ここはいつもスギナが多発。)


今年はトンネルの温度管理が楽だ。開始から15日目で開け閉めを10回。これは3月のこの時期の標準だ。しかしいつもと違うのは、いつもなら閉めたまま一日をやり過ごすことがほとんどなのに、今年は開けたままで夜をまたぐ、つまり閉めないという日が多いのだ。それだけ夜温、正確には朝方の気温が、この時期にしては高い日が多い。


ちなみに日中を閉めたままやり過ごすのと、開けたままやり過ごすのとでは、私の負担は雲泥の差。閉めたままだと、予想外に日射しが出てきたらすぐに高温になってしまうので、常に待機しておかねばならないし、落ち着かない。でも開けたままなら何の心配もないし、平気で遠出もできる。予想外の突風が吹けばまずいが、それは99%以上、ない。今日も朝9時半ごろに開けたのだが、予報によると少なくとも3日後までは閉める必要はなさそうである。安心してあれこれの仕事に没頭できる。これだけで満たされた気持ちになる。


温度管理が楽になっていることで見逃してはならないのが、昨年からの栽培規模の縮小。以前は開け閉めで計1時間かかっていたのが、今では30分強。だから毎日開け閉めしたって正直大したことではない。草取りマラソンも2回目はほとんど女房が1人で進行中。規模を減らしていないとこうはいかない。情けない事情である。

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