夜中、ゴボウトンネルにとって最悪の南寄りの強風が吹き荒れた。寝る前ごろの時間帯に自宅にいて感じる限りでは、ちょっと近年ないような強い風。今年は大雪があったためビニールがかなり緩んでいる。この状況下でトンネルは無事ではすむまい。
問題はどれだけの被害で収まるか。復旧計画も立てねばならない。古民家である自宅を締め上げるような突風の圧力でときどき目を覚ましてはそんなことを考えつつ、浅い眠りで一晩を明かした。
(2年前の3月21日)
早朝、おそるおそる畑に。近くでは畑に置かれた川船がひっくり返ってもいる。そしてトンネルはというと、なんと、遠目に見てビニールの裾の土はあちこちで外れているものの、ビニールはまったく飛ばされてはいない。昨日やったマイカ線の増し締めの効果は間違いないとしても、まさかこれだけの被害で済むとは思わなかった。まったく予期していなかっただけに安ど感が半端でない。
それでもやっぱりすべての復旧には1日近くかかるだろう。ただでさえただ働きの多いここ数日だからさすがにしびれる。考えるべきは来年以降をどうするか。ビニールが雪で弛んだ場合についての対策ということでいいのか。それとも初めから何かプラスしておかねばならないのか。いくつか選択肢があるので、こういう時にしっかり考えておきたい。
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