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執筆者の写真反田孝之

自然界はどうなっているのか

自然栽培とは自然界の法則を規範とした栽培だ。しかし自然界とは実に複雑で、それを規範にするなんてどうしたらいいか分からない、ということになる。


それで講演や事例発表のときに、「自然界の見方」についていつも必ず伝えていることがある。


それはすごく簡略化したもので、


①すべてのものをゼロ(水や空気)に戻そうとする。

②生命力の強いものはそれに抗う。


自然界とは言ってみればたったのこれだけのことだと。たったこれだけのことが、あらゆるところで・・自然の中でも町の中でも家の中でも体の中でも・・ひたすら繰り広げられているのだと。


そしてここから発して「善玉悪玉の区別はない」とか「作用があれば反作用がある」などの様々な見方ができる。


これは2015年の夏にふとひらめいたことだ。この見方に気がついて、自分の中の自然栽培に臨むスタンスが、もっと大きく言うと、生き方のスタンスが確固になった、そして生きるのが楽になったかなと。


あんたもどう?

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